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2011年8月11日 (木)

ドイツ旅行⑭ワイマール

楽しかったドイツ旅行の最終地は、ワイマールです。
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と言っても、ベルリンからフランクフルト空港までがかなり遠いので、その間の昼食がてらに街を散歩したくらいの観光です。
時間的には短かい滞在時間だったと思います。
それなのに、街を自分の足でうろちょろと歩けたおかげか、とても印象に残っている街です。

ワイマールはテューリンゲン州にあり、正式には「ヴァイマル」と記述するそうです。
一般的には「ワイマール」の方が良く使われますし、私もその呼び方で覚えていました。
「聖なる泉」という意味だそうです。

神聖ローマ帝国の所領だった際には、ザクセン=ヴァイマル公国の首都でした。
バッハが宮廷音楽家を務め、ゲーテが宰相として仕えていたりと、世界史に無知な私でも名前を知っている人物たちが、多く関わっています。
ゲーテの家は、今でも原型のまま残されていました。
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ゲーテ=作家というイメージしかなかった私は、彼こそが政治家としてこのワイマールという都市を築きあげた人物だと知り、とても驚きました。
有名な「若きウェルテルの悩み」を執筆したのが25歳の時、その後27歳の時にワイマールの王様から呼ばれ、そのまま宮廷顧問となります。
そして、とんとん拍子で宰相まで上がっていくのです。
その期間は約10年ということですが、ワイマールの基礎はこの10年の間に作られたのだそうです。
彼は当時の知識人を多数ワイマールに招聘し、ワイマール劇場の総監督として多くの戯曲を上演しました。
ゲーテの家から歩いて5分ほどの距離に、ワイマール国民劇場があります。
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第一次世界大戦の後、1919年にこの場所で憲法制定会議が行われました。
そこで採択されたのが、ワイマール憲法です。
私が訪れる前に知っていたワイマールの知識は、正にこれだけでした。
しかし、まさかその場所が劇場だったとは露知らず、その事実を知って驚きました。
普通は会議室とかでやるものじゃないの??苦笑。
勿論、オペラや演劇が現在でも公演されている、きちんとした劇場です。
ゲーテの「ファウスト」、シラーの「ウィリアム・テル」が初演されたのも、この劇場でした。
正面の像は、もちろんゲーテとシラーの2人です。
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正反対の性格だった2人は、最初は互いに苦手視し合っていたものの、互いの能力を認め合ってからは、生涯の友としてドイツ文学界を牽引したのでした。
このシラーも多くの有名作品を残しています。
ベートーヴェンの交響曲第9番「合唱付き」の原詞「歓喜の歌」を書いたのもシラーです。
類は友を呼ぶとはいうけれど、本当に凄い2人が手に手を取り合っている像でした。
そんなシラーの家も残されています。
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2人の家と国民劇場を含む計11の建物が、18世紀末から19世紀初頭にかけて花開いたドイツ古典主義の中心地であるということで、「古典主義の都ヴァイマル」として世界遺産に登録されています。
お城みたいな華やかさはないのだけれど、穏やかで、知的な雰囲気の漂う、落ち着いた街並みです。


ワイマールは決して広い街ではなく、実際に私も全て歩いて回ったわけですが、その小さな街の中に世界遺産がもう一つあります。
国民劇場の真正面にあるバウハウス博物館です。
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ガイドさんに説明を受けてもさっぱりわからなかったのですが、どうやらグロピウスという人が主宰した、世界初の美術・建築学校らしいです。
ナチスによって、たった14年で閉鎖させられてしまいましたが、モダニズム建築に大きな影響を与えたのだとか。
音楽以上に疎い分野だったのでさっぱりです^^;
この建物を始めとした3件がヴァイマルとデッサウのバウハウスとその関連遺産群として世界遺産に登録されています。
世界遺産を見て、これほど感動も何もなかったのは初めてでした(苦笑)。


流石は芸術の街。
道端にこんなものが普通に存在していたりする。
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激しく気持ち悪い(笑)。
芸術は難しいです。


8日間のドイツ旅行は、天気に恵まれ、怪我人も無く、行きたいところには全部行けて、食べたいものは全部食べれて、とても楽しむことができました。
唯一の難点と言えば、主食がご飯でもパンでもなく、ジャガイモだったということかもしれません。
ジャガイモは大好きだけど、毎食毎食ジャガイモを主食として食べるのは流石にしんどかったです。
主食だからこそ、いろいろな調理法をされていましたが、結局は普通のポテトフライが美味しいということで家族の意見が一致しました。
そして、無性に米が食べたくなる(笑)。
改めて自分は日本人なのだと感じました。
こういった文化の違いを肌で感じられるのが、旅行の面白いところです。
家族四人で旅行に行くというのが、この先何回できるかはわからないけれど、行きたい場所の候補はまだまだたくさんあるので、絶対にまた行きたいです。
そして、世界史や世界地理、文化などなど、一層興味が湧いてきました。
日本でたくさんお勉強して、魅力的な世界を知っていきたいです。

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